新たなる成長のために
当社は周りを多くの自然に包まれ、市の中心部から車で十数分という非常に恵まれた環境にあります。窓の外を眺めていると印刷物というのは自然環境と大きく関係することがわかります。紙の材料となる森の木々はもちろん、水や空気が汚れていても印刷物はきれいに刷り上がりません。温度・湿度・水温も一定でないと印刷物は均一に刷り上がらないのです。このように印刷業は自然と密接な関係にあり、自然に関する物を多く扱う企業だからこそ再生紙の推進や、IT化によるフィルムやコピー用紙等の削減など、少しの配慮で多くの自然保護ができるということに気がつきます。そして社内環境のシステム化を進めることにより、無駄を減らすことができ、これは自然保護だけではなく、同時にコストダウン・作業時間短縮にもつながります。
現在、家電製品のゴミ問題や商品の過剰包装のようにゴミが増える一方の時代の流れは、製造メーカーが企業の責任として真剣にとらえるべきでしょう。当社ではコスト面や作業性からさまざまなテーマを取り上げているうちに、自然にもよい影響があることがわかりました。当社は山の麓にある会社ですが、厚い岩盤のようにてこでも動かない企業体質ではありません。どんなことでもチャレンジしてみる、そういう企業として発展しています。
人材教育や技術やシステムなどの環境にも充実を図り、常によい製品を作るための研究と追求を繰り返しています。今現在、そしてこれからも自然を感じることのできるこの環境で、無駄のない資源の利用を考え、周りの自然とともに成長していきたいと思います。
株式会社 豊橋印刷社 代表取締役